妄想劇場 仕事終えて名古屋から迎えにやってきた。

梨華ちゃんの誕生日の夜、大阪でコンサートを終えて会場を後にしようとしてふと携帯電話に目をやった。
( ^▽^):あっ、Ranくんからだ。
梨華ちゃんの携帯には私からメールが届いていた。
会場の敷地を出るとそこには見たことのある名古屋ナンバーの車が止まっていた。
梨華ちゃんは何度もその名古屋ナンバーの車のナンバーを確認した。間違いなく私の愛車だった。
私:梨華ちゃん、お疲れ!
( ^▽^):Ranくん何で大阪にいるの?
私:梨華ちゃんの誕生日を仕事で祝えなかったからせめてもの罪滅ぼしにと思って仕事を終えて直接大阪まで梨華ちゃんを迎えに来たのさ。
( ^▽^):Ranくん・・・。お仕事で疲れているのに・・・。
私と梨華ちゃんは私の愛車で名古屋へ向けて走り出した。
私:梨華ちゃん、23歳の誕生日おめでとう。
( ^▽^):ありがと。Ranくん、お仕事で疲れているのに大阪まで迎えに来てくれるなんてビックリしたわよ。
私:タンポポの「王子様と雪の夜」の歌詞に「バイト抜けて あなたが来てくれた」ってあるでしょ?それを「仕事終えて 名古屋から迎えに来てくれた」にして見たかったりして。(笑)
( ^▽^):今年の誕生日は家族やメンバーやスタッフさんにファンの皆に祝ってもらっても何か物足りなかったの、だけどRanくんが大阪まで迎えに来てくれて誕生日を祝ってくれてあたしは胸いっぱいよ。
私:後部座席に梨華ちゃんの誕生日プレゼントがあるからね。
( ^▽^):うん。
私:それと・・・。
( ^▽^):それと?
私:後部座席以外にもう1つプレゼントがあるんだけどな。
( ^▽^):それは?
私:σ(o^_^o)(わ・た・し)
( ^▽^):んもぅ、Ranくんったら。(≧∇≦)
車は阪神高速から西名阪に入って、天理から名阪国道、亀山から東名阪、四日市から伊勢湾岸道と途中サービスエリアで休憩しながら名古屋へ。
( ^▽^):Ranくん、ホントにありがと。お仕事で疲れているのにあたしを迎えに来てくれるなんて、あたしビックリしちゃった。
私:少しでも長く大好きな梨華ちゃんと梨華ちゃんの誕生日の時間を過ごしたかったからね。
( ^▽^):Ranくん、大好きよ。チュッ(^з^)-☆Chu!!
梨華ちゃんは私の頬にキスをした。
私:幸せだなぁ。
( ^▽^):お家に帰ったら一緒に寝よ。
私:勿論だよ。
私と梨華ちゃんの恋物語は2度目のバレンタインに向かって動き出した。

妄想劇場のTopに戻る

 

inserted by FC2 system